●農業関連業
上田市青木村の猿渡農園にコンテナ利用の水耕栽培用に貸し出し、評価の結果も好評であった。
(エビデンスについては、猿渡農園から信州大学に依頼する予定)
【生産者の意見】
1.普通の水に比べて植物の根の張りがよく根腐れしにくい効果。
2.小さな害虫による被害を最小限にしてくれる効果。
3.堆肥つくりのときのニオイがすくない効果。
4.病気に強い作物となる効果。があると考えられる。
現在、様々な企業がコンテナを利用した『水耕栽培(土を使わない栽培)』で
葉物野菜を栽培するシステムを構築し、東南アジアに輸出を始めている。
当社では、2015年に東京都内の半導体・電子部品の大手商社から受託し、
水耕栽培のシステム開発に協力している。これは、40フィートコンテナ内で
葉物野菜の水耕栽培をするシステムで、高電圧電子(電気)で水のクラスターを
小さくするシステムと野菜の葉に噴霧する水素水を製造するシステムである。
●水耕栽培システムの開発
某商社からコンテナを利用した野菜の水耕栽培システムの開発依頼を受け対応しました。ゼオン化成株式会社製の電場を利用し、高電圧トランスを使った野菜・果物の鮮度保持製品を試作・製造。
また、海外輸出製品用だけでなく、国内でも水耕栽培工場は多数存在する。
水耕栽培は水が『いのち』であり、この水耕栽培に使う水を『水素水』に
すれば『収穫が多い』『ビタミンが多い』『野菜そのものに抗酸化物質が
増える効果がある』といった仮説のもとに大学や企業などで実証実験による
検証を繰り返している。
実際に神奈川工科大学では水素水の農作物への『生育の促進』効果を検証しており、
一定の効果があると認められる。との見解を示しさらなる効果の研究を進めている。
●お茶生産農業の市場
当社、設立時(昭和57年)から、平成2年にかけて、
特殊トランスの販売で取引のあった静岡県菊川市の
落合刃物工業㈱様との関係で、『お茶の生産者』との交流がある。
昨年、生産者が使用中の機械にアタッチメント交換方式の
『水素水を散布できる機器』の開発協力の申し入れがあり、
現在、試作開発を協議、検討中である。
お茶農家では、殺菌剤など農薬を使用せず、害虫の孵化を減少させたい。
そのため当社の水素ガス発生装置を利用した水素水栽培の検討に至った。
>実用実績一覧<